今日の本 その12

コクピットクライシス―ハイジャックとヒューマンエラー

コクピットクライシス―ハイジャックとヒューマンエラー

ヒューマンエラーやハイジャックに起因する航空機事故の本。
日航機ニアミス*1などについて詳細が書いてあって面白い。
改めて文章で読むと良くこれだけミスを重ねたものだと…
管制官は事故っても死なんが、パイロットは死ぬからなーそこんとこの意識の違いか。


まぁ、究極的には機械由来のアクシデントも
すべて整備不良や設計ミスなのでヒューマンエラーと言えるのだが。
コンコルドの事故*2が書かれているのに
日航機墜落事故*3が言及されてないのは関連書物が沢山あるからだろうか?

*1:2001.1.31 上空11100mで異常接近し、回避に伴う負荷のため怪我人が出た事故。管制官のミスが原因

*2:2000.7.25 タイヤ・トラブルが原因

*3:1985.8.12 JAL123便が御巣鷹山に墜落した事故、圧力隔壁疲労が原因?