今日の本 その26

地球環境報告 (岩波新書)

地球環境報告 (岩波新書)

「地球環境を考える」という講義のレポート課題。
「××の説明がある箇所を書き抜け」とかいう項目が
20個くらいあってそれにそって書いていくだけの楽なレポートなのだが、
それってレポートか?宿題っていうんじゃ?


なんか読んでると鬱になってくる内容。
事実なんだろうがため息が止まらないので、
極力感情を排除して読んだ。
じゃなきゃ疲れる。
幸い目当ての単語だけを探して読むのは得意だし。


あとこの本初版が88年。
…もうデータ・状況が変わって意味無いんじゃないか。
と、思っていたら次回のレポートは地球環境報告〈2〉 (岩波新書)だった。
なんだよⅡって…


最後に印象に残った一文。

「都市の貧困者を飢えさせて暴動を招くか、
 農民を飢えさせて死なせるか、
 君がこの国を預かったとしたら、どっちを選ぶかね?」