左右

「右」と「左」の違いを言葉だけで説明することは可能でしょうか?たとえば、あなたが無線を使って、どこにいるのかわからない宇宙人と会話をしているとします。互いに言葉は通じるのですが映像は見ることができません。そんな相手に対し「右手を上げてください」と指示して正しく右手を上げさせることはできるでしょうか?※相手の文化習慣がわからないので、「お箸を持つ方の手」といった説明はできません。※相手の体の構造がわからないので、「心臓のある方が左側」といった説明はできません。できる限り、日常的な会話のレベルで説明してほしいと思います。原子レベルの粒子の振る舞いで説明するとかは不可ではありませんが避けてほしいです。一応、相手が反物質世界の住人ではないと仮定しておきます。


議論が予想通りの所に収束してきた感じだが、非常に面白い。
たしか『新版 自然界における左と右』でこの話を読んだのだが、
結局「無理」って結論だったような…
磁石もどちらがN極だか伝えられないわけだし。

> 例えば、リモネンという物質があります。
> これも光学異性体の存在する物質です。
> 片方はオレンジの香りのする物質です。
> でも、ペアになるもう一対の構造は
> レモンの香りがするのです。


とあります。つまり、リモネンのオレンジの香りの
する方のこの原子とこの原子に対するこの原子の
方向、といった感じです。


これは48番のSeki氏の発想。
穴があるのは自身で認める処だが、こういうアイデアは面白い。
先入観なしに考えられる人なのだろう。